メゾネットライフ

   平成25年度 先 導 技 術 開 発 助 成 事 業

Read Article

(1)「外箱」と「内箱」の工法

p003
メゾネットハウスの構造を「外箱」と「内箱」に分けることを考えました。外箱の役割により、地震や台風などから家を守るための耐久性を高めています。また、内箱の役割は多様化した関係に適合でき、間取りを自由に変更できる可変性にあります。

上からの垂直荷重および外からの水平荷重に対応できる耐力を備えた健康な家を維持するために、外箱の構造にトラス構造の屋根を用います。また、トラス構造によりスパンを、また2本の合わせ柱で吹抜けの高さを確保します。内箱の特徴としては、柱なしの7.2mの大梁による2階の床、開口が要求される南側や出入口側には二重の耐力壁を配置することで、分割法に対応して家の中に柱や壁を無くすことを可能にしました。障害となる家の中の壁や柱をなくすことにより自由な間取りづくりが可能となり、世代間交代ができる家づくりが実現します。

Return Top