メゾネットライフ

   平成25年度 先 導 技 術 開 発 助 成 事 業

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(8)仕口と継ぎ手

とっつんとボルト

部材の欠き込みを避け、とっつん(突付材)とボルトを使用しています。主にボルトのせん断力を目安とし、M-22=1t、M-16=0.75t、M-12=0.6tを1本の目安としています。土台はM-16による二面せん断。トラスの方杖と真束は、陸梁と登梁で挟み込む工法で部材欠損していません。登梁、陸梁は共に二面せん断です。トラスの台尻も柱との差し込みで二面せん断にします。P013_1

挟み込みの仕口と継ぎ手

きざみ込みや和の仕口・継ぎ手を加工するには手間がかかると判断しています。一方、ツーバイフォーはプレカット工法により、仕口や継ぎ手は、ネジや釘に頼るやり方です。日本的には馴染みにくいと言えます。今回、各部材については、105角を中心に採用しています。この105角をトラス、柱、梁共に2本の部材で挟み込み、継ぎ手位置をりゃんにして繋ぎます。
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