メゾネットライフ

   平成25年度 先 導 技 術 開 発 助 成 事 業

Read Article

(4)空間づくりの工法

(1)「外箱」

四周に回した土台・胴差し・軒桁等の水平架構材(横架材)を2本柱で挟み込み、四隅に配置した二重の耐力壁に水平力を伝えます。屋根を支えるトラスは合わせ梁になっており、その陸梁、登り梁は支持する両方の柱にわたって架構され、柱頭2箇所で2本柱を挟み込んでいます。このような構造で大きな外箱を構成します。大きな外箱は例えば、縦:7m×横:9m×高さ:7mの大きな空間を実現します。

(2)「内箱」

この大きな空間に必要に応じて内部=内箱を構成します。内箱には大きな吹抜けがあります。この吹抜けは、「そらどま」と共通目的である、空気の対流を行う上で有効です。 梁の下には柱を立てません。1階にも2階にも、床や屋根を支える柱はありません。但し、2階の床を造る時は、外箱と内箱をつなぐ柱をつくります。この構造にすることで柱が邪魔することなく、内箱は自由にリフォームようなすることができます。まずは内箱の床づくりに始まります。

空間づくりの工法

空間づくりの工法

Return Top