メゾネットライフ

   平成25年度 先 導 技 術 開 発 助 成 事 業

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(2)大梁

予備実験では、大梁の中央部に載荷して様子をみました。事前段階では、7m×1/250=28ミリのたわみで、荷重1.5tと予測していました。実際、28ミリにおいては、荷重約2tの結果を得られ、予測よりも良い結果となりました。最終的には、50ミリで2.5tという結果となっています。
実験場所を変えた後も、大梁2本の平均は、1/250では、たわみ○ミリで荷重○t、1/300では、たわみ○ミリで荷重○tの良好な結果が得られました。これは、中央に仕組んだ6ミリ×200のプレートが有効に働いていることによるものであると思われます。最終荷重は、○ミリで○tとなりました。
P038_1

とっつん工法で、5mと2mのそれぞれの部材をつなぎ、ボルトで継ぎ手をつくる。

とっつん工法で、5mと2mのそれぞれの部材をつなぎ、ボルトで継ぎ手をつくる。

梁は100×300の2枚合わせ。

梁は100×300の2枚合わせ。

【想定時の状況】

P039_1
P039_2

7m×1/250=28ミリで、○tの載荷が行われているところ。2点債荷により、均一にたわみが生じている。材の継ぎ手には異常は見られなかった。

【破壊時の状況】

P039_3最終的に、荷重を○tかけて、破断させたところ。梁の下端は、木目に沿って欠損している。写真中に見られる黒い線については、実験前からの割れである。
P039_4とっつん継ぎ手の様子。中のプレートの引っ張りにより、10ミリ程度のひらきが生じた。
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