メゾネットライフ

   平成25年度 先 導 技 術 開 発 助 成 事 業

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(3)空間をつくる構法

p006
1階リビングに大きな吹抜けを設けていることが特徴で、7メートル四方のリビングから柱をなくし、開放的な空間を実現しています。
柱のない大空間は仕切らずにワンルームで使うのもいいし、家族のライフサイクルに応じて仕切る、あるいは2世帯住宅にするなど、構造変更を気にせずに間取りの変更が可能です。
柱となる木材の仕口・継ぎ手をつくらずに断面をフルに使います。内部空間については、数奇屋造りでも書院造りでも大工さんが技術を発揮できる良さがあります。
この構法は建て前時には現場でトラスを組んで作り込んでいきます。プレカットが必須条件ではないので、現場合わせの技術を要することも多く、「大工の仕事を取り戻した」とも言えます。

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