- 予備実験では、ボルトの穴に断面欠損が見られました。これを受け、2本の柱をつくり変えて実験を再度行いました。想定における一点集中の荷重に対して、たわみは、7m×1/125=56ミリで予定し、2本の平均は50ミリで600kgとなりました。その後、7m×1/100=70ミリのたわみでは、750kgとなり、柱については、このたわみを少なくすることを目標にしました。
- 結果を見てたわみの修正を行いました。2本柱の管柱、通し柱を共に100角とした場合、充填柱で750kgの荷重において、35ミリを計測しています。次に2本柱共に120角とすると、50ミリで1tの結果となりました。
- これらの結果から、柱の最終的判断としては、120角を通しの外柱に使用し、100角を内柱に使用することとしました。この120角の採用は、四隅の角柱の通し柱にも適応します。
【7m×1/125=56ミリで750kgの載荷時の状況】
【破断時の状況】