2階床は、最長巾7.2ｍまでの合成床でつくられています。
大梁の配置は2ｍ間隔とし、真っ直ぐに通した2本の部材で挟み（挟み梁）、合成床をつくります。梁の天端の挟み梁（上部）は、100×100×@900、また下端の挟み梁（下部）は、90×90×@900で取り付けて、2階の床組みを行います。なお、大梁は、たわみを避けるため6×200の鉄板プレートを、100×300の2本の部材が挟み込んでいる合わせ梁とします。

また、大梁と大梁の間に100×300の小梁を入れて、さらに床の振動を体に感じさせないようにしています。
合成床の下端には、2階のトイレ設備に対応できるよう260ﾐﾘの天井懐を設けます。直角方向に対して260ﾐﾘ下がる配管天井を設けてPSまで導きます。