「見たことのない新しいシステム」
内田氏は
「見たことのない新しいシステムだ。これは在来工法とも違うし、どちらかと言えば2×4に近い。木材の継ぎ手仕口をつくらずに断面をフルに使う洋風の良いところを取り入れている。同時に大工さんが技術を発揮できる和風の良さもある」
と感想を述べた。
この構法は建て前時に現場でトラスを組んでつくり込んでいく。プレカットを用いないため現場合わせの技術を要することも多い。内田氏は「大工の仕事を取り戻した」とも語る。
(フクニチ住宅新聞 平成25年8月23日号)